• イタリア フィレンツェ
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      今では、すっかり日 本人には馴染みの深い国になったイタリアです。 絵画、音楽、美食、ファッションなどおよそ全ての 歴史・文化はイタリアに通じます。 なかでも、「花の都」フィレンツェには、今もルネッサンスの華やかかりし 往時そのままに、馬のひずめの音が聞こえてきそうな細い路地と、ルネッサンスの栄光に輝い た建築や絵画が残されています。「花の都」という美しい響きに魅了され、幾多の芸術家・詩人達が、この町を訪れ、そして愛しました。 今でも、あでやかなドゥオーモ(大聖堂)は、春霞の中で危うげに、輝く夏の太陽の下では、さ らにその威厳を放ち、アルノ川の夕暮れは黄金色に輝き、ルネッサンス時代の街並みが強烈に 胸の中で蘇るでしょう。ただそこで生活しているだけで毎日が物語りや映画のワンシーンにな ってしまう町は、退職後の生活に潤いをもたらしてくれるでしょう。 実感してみなければわからない町、それがフィレンツェなのです。  
     
     
  • 気候
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      南北に細長いイタリアは、温暖で四季がはっきりしています。日本の気候とよく似ており、フィレンツェも東京の気候とさほど差はありません。ただ、日本より空気が乾燥しているため朝夕の温度差が大きいので、夏でも朝に半袖の服では寒い時があります。雪が降ることもあります。 夏は乾燥し、雨は冬にやや多いです。緯度が高いので、夏は夜遅くまで明るいです。  
     
     
  • 地理
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      フィレンツェは、イタリアの中部の丘地帯であるトスカーナ州の州都で州の北部に位置します。小高い丘に囲まれた盆地にあり、ちょうど日本の京都を思わせます。 フィレンツェ市の面積は約100 ?と日本の大阪市の約半分ほどで、約33万人の人々が住んでいます。  
     
     
  • 言語
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      基本的にイタリア語ですが、地方により少しずつ異なる方言があり、また、国境に近い町では2カ国語を話します。イタリアには、いわゆる「標準語」を話す都市はありませんが、その中でトスカーナ地方の言葉は一番標準語に近いイタリア語を話すといわれています。 また、フィレンツェは世界的な観光地であるため、街中では英語も通じます。ローマ字発音なので、日本人には聞き取りやすい英語の発音です。  
     
     
  • 通貨
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      通貨は EU 単一通貨であるユーロです。単位は EURO ?(イタリアでは、エウロと発音する)とCENT ¢(イタリアではチェンテージモ)になります。 年々高くなっているのですが、最近では1?=100¢=約158円です。  
     
     
  • 物価
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      現在のユーロ高の影響で、イタリアの全体的な物価も日本と同じくらいになってしまいました。フィレンツェなどの観光地の中心部では、一杯のコーヒーなどが東京より高いくらいです。ただ、肉、野菜などの生鮮食料品はとても安くておいしいものが手に入りますし、イタリア産のチーズ・ワイン、生ハムなど日本では高価なものも、イタリアでは半額もしくは3〜5分の1程度で手に入ります。  
     
     
  • 交通事情
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      フィレンツェの交通手段はバスが主流ですが、小さい町なので中心地は徒歩で十分まわりきれてしまいます。タクシーもあり、日本と同じくらいの料金です。 別の都市に行くには、鉄道が便利です。レンタカーという手もありますが、日本と違い右側通行で、イタリア人の運転も荒いので、運転には技術と注意が必要です。

    またイタリアでは、ショーペロと呼ばれる大々的なストライキが行われることがあります。この場合は、飛行機、鉄道、地下鉄、バス、タクシーなどが一時、全面的に(または部分的に)ストップしてしまいます。
     
     
     
  • 食文化
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      イタリアはいわずと知れた食文化の王国ですが、地域によって料理の特色がまったく異なります。山奥でも新鮮な刺身が食べられたり、海辺でも肉料理を盛んに食べられる日本の食事情とは違い、海辺では魚料理中心、内陸部では肉料理中心というように地域によって、はっきりと料理の特色が分かれています。内陸部の丘地帯であるフィレンツェは、肉料理が中心です。 牛、豚、鶏は勿論、いのしし、野うさぎ、鴨なども盛んにレストランのメニューに登場し、スーパーなどでも手に入ります。また、フィレンツェ人はレバー、トリッパと呼ばれる胃袋など臓物料理を好み家庭でもレストランでも盛んに料理します。 トスカーナ地方は丘地帯である地域柄、肉の保存に昔から重点を置いてきたので、ハム、サラミ類も有名です。ただそのために、昔から塩を沢山用いてきたので、料理の味付けは全体的に濃いめです。

    イタリアの中でもっとも日本人の生活者が多い町ですので、日本食レストランや日本食材店も沢山あります。ステイ中に日本の味が恋しくなったとしても不便を感じないでしょう。
     
     
     
  • お酒
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      イタリア人は、子供でも食事の際はワインを飲むほどワイン好きです。ワイン生産量・輸出量も、フランスと世界一を毎年争っています。日本でも有名な「キャンティ」、「バローロ」、「バルバレスコ」なども全てイタリアのワインです。 カフェやバールなどではビールもよく飲まれ、非常に安い値段でたっぷりとでてきます。 食後には、グラッパ(イタリアのブランデー)、アマーロなどが好まれます。  
     
     
  • 趣味やアクティビティ
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      フィレンツェには、様々な趣味や習い事があります。 市内には、ワインのソムリエの学校や、料理学校、彫金学校、美術学校、声楽学校などが沢山ありますので、あらゆる芸術を学べるでしょう。  
     
     
  • 暮らしとエンターテイメント
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      陽気で家族や友人を大切にするイタリア人達は、週末になるとホームパーティーを開いたり、若者はディスコやバールにくりだしたりと、騒ぐのが大好きです。 かと思えば、オペラや演劇を楽しんだり、美術館に言ったり、レストランで食事をしたりというような静かな余暇の過ごし方もあるようです。 他にも、海辺に行きのんびりと過ごしたり、近郊の町に小旅行に行ったりといろいろです。 クラシックやジャズ、ロックコンサートも頻繁に開催されています。  
     
     
  • 滞在するためのビザ
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    観光として 3 ヶ月間はビザ無しで滞在できます。入国時は、原則としてパスポートの有効残存期間が 90 日以上必要です。

    また、語学学校に通う場合は留学生のビザが取れますので長期滞在が可能となります。

     
     

     
     
  • イタリア語学留学
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    フィレンツェは、発音が標準イタリア語に近いことから沢山のイタリア語学校があります。基本的に授業は午前ですが、物足りない人は午後の授業もプラスできます。

     
     
     
     
     
     
     
     

     
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